お気に入りの本に「世界の悪女たち」(Mニコラス著/木全・岡田訳/教養文庫)というのがあります。登場する29人の女性たちは、どれも心に残る女性たちですが、その中でも、若い処女の血に永遠の若さを保つ力があると信じ、何百人という娘たちを犠牲にしたハンガリーのエリザベート・バートリー夫人は印象に残る女性です。そのバートリー夫人をモデルに書いたのがこの話でした。
それにしても「世界の悪女たち」に登場する29人の女性の中から、誰かひとりを登場させて書きたいなと思った時、FF8世界の深さに気づかされます。生きた時代も違う29人の女性いずれも登場させても違和感というものがない。それだけ多くのものが存在する世界で本編から得られる想像力は尽きることがありません。もっともFFの世界は(波長が合いさえすれば)みなこういうところがあるのかもしれませんが。
いずれにしても、わたしのFF8好きはとうぶんの間(一生?)止むことはないと思われます。
相変わらずの下手な長文におつき合いくださり、ありがとうございました。